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茨城自然博物館 内覧会

本日より9/19まで茨城自然博物館で昆虫の企画展が行われます

何故か私は内覧会に招待されたのでおめかししてお出かけ


見事に所用につき内覧会に間に合わず
途中参加でクス玉割りを見学

なんだかまぁ、見事でございます。
パカパカとクス玉が割れました

茨城自然博物館 内覧会_c0200575_176675.jpg


っで、解散

せっかくなので企画展を見に行きました
初日だけあって、人、人、人

うんざりしながら見学

内容は秀逸というかなんというか
展示とはこうあるべき

その典型的な展示方法

誰か企画屋でも雇ってるんだろうか
栃木の企画展とは雲泥の差

これみよがしにズラ―っと海外の虫を並べて子供たちの興味を引く内容
蝶々のリンプンだの構造色だのの説明一切なし

とにかく見せて楽しませる

学術的という意味では栃木の方が上ですが、
子供が喜ぶ事間違いなし

とにかく子供の興味を引く趣向があちこちに
動く、動く、動く

子供たちは動くものが好きですから

カブトムシやクワガタ虫もこれみよがしに展示
生きたまま見やすいように展示

絶対誰かアイディアマンがいるよなこれ

一番感心したのは
企画展ブース内にカウンターをおいて昆虫担当が常駐していること

疑問を思った子供たちがその場で担当者に質問できる仕組み

どこの博物館でもそうですけど
担当者は不在、別室に籠る、声かけづらい

それを完全に打破しちゃってますね

膨大な標本を所有している博物館ならではの可能性を感じました
やっぱ茨城すげぇ

栃木もなんとかならんかいな
栃木の企画展も見たけど

・・・うーん。これで子供たち来るんかいな?って感じでした
完全に自分たちの趣味の押しつけという感じがして
幼稚園児にハチの社会性を説いても意味ないと思うんだけど

栃木の担当者は一回茨城行って勉強してきたほうがいいと思うんだよなあ

その辺どうなんだろ?
アジアとユーロの宗教観念と社会通念の違いに気付かないものなのかしら

コレクターが憧れの対象だったユーロの仕組みをそのまま日本に持ち込んでもね
無理っしょ

客を呼んで博物館の仕組みや成り立ちを見せて
協力を求めて行く

これを突き詰めていくと茨城のようになっていく

昔栃木の虫屋と博物館の展示方法で口論やったけど
やっぱりメジャーで人気の昆虫を前面に押し出していくべきだよね
見せる相手は虫屋じゃないんだもん

っで、感心しながら見物を終えて午後の部へ

まったくもって複雑怪奇な館内構造のため、
トイレを探しまわったり、ご飯食べれる場所を探しまわったり

そんな訳で午後の講演会はなんとか出席

ぐんま昆虫の森の園長さんが講演すると


ぐんま昆虫の森と言えば政治家の指示に従わずに、
南方の蝶々を飼育し続ける困った施設

まぁそれはそれでおいておいて

講演会の最中にカバシタムクゲエダシャクのスライドが出てきまして

メスなんですけど
卵もスライド

講演会が終わって撤収する間隙を突いて園長先生に質問に伺いました

カバシタムクゲエダシャクの情報を教えていただきまして、
まことにありがとうございます。

本当なら自分一人で全部考えて採集したかったのですが

何しろ珍奇なシャクガですので
素直に教えを請いました

で、お礼を述べたところで園長先生に付き添っていた久松先生

何を血迷ったのか、蛾に興味あるんですか?と質問してきました

何かのギャグかと思って切り返しを考えたのですが

顔がマジ顔


鈴木雷太です。と名乗ったら爆笑してました

まさか自分で研究会にスカウトしておいて顔忘れるとは…


スーツ姿だったからわからなかったと仰っておりましたが
私のあまりに平凡な顔が悪いんです。

コンタクト入れてアイプチして眉毛格好よくして歯の矯正してイケメンになりたい
あと鼻を高くしたい


県西200種
県初20種
冬には少なくともこれぐらい寄贈するのが確定しているのに…

蛾屋って影薄いのかな
by japanforest | 2011-07-09 17:28 |


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