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茨城県の蛾類

特段茨城に興味があるわけでなし

市川先生のように茨城のカミキリムシリストを作る気があるわけでなし

茨城の自然環境に対する考え方に共感するわけでなし

むしろ僕が楽しんだ茨城を、開発という名の下に次々と破壊していった茨城県民が嫌い
今も僕の大切な思い出をブルドーザーが壊している
だからもう近寄ることもなくなった


っで、やっぱり栃木

栃木の蛾を始めて
やっぱり隣接県のデータを参考にしなければならなくて

例えばクロメンガタスズメは茨城県の美浦村まで北上している
守谷、常総、古河、結城を通過して

小山、真岡に進出してくるのは時間の問題で

そういう将来の活動基盤の参考となる資料はやはり隣接県から求めなければならない

だから茨城


んで、茨城自然博物館から未記録種のデータを今後提供することと引き換えに色々資料頂いた


なんというかまぁ。

文献資料が分散しすぎている

栃木の昆虫リストのように一元化されていない


これは先が思いやられる
実際茨城県の昆虫リストは存在するのだけれど
平成5年発刊なのでその後の動向が更新されていない

るりぼしとかその他の文献とか散らばりすぎて
何が未記録なのかもわからない


これ

どうするき?


これ

こうするき

茨城県の蛾類_c0200575_22165835.jpg


エクセルでデジタルデータに変換中
OCR使って手早くやろうと思ったけど

せっかくだし虫の名前のお勉強も兼ねて全部手作業
何時間掛るんだろう


とにもかくにも自然博物館の久松先生に茨城の蛾類ファウナを若干手伝うといってしまったし
茨城県の昆虫、茨城県自然博物館収蔵品目録、茨城県自然博物館総合調査報告書第一次、07、08、09

合計5点をデジタルデータに変えてしまうことにした

実際オオトモエが茨城の昆虫リストに入っていなかったから捕まえてきて標本にしてみたら
茨城県自然博物館第一次総合調査報告書に記載されていた

なのでまずはベースとなる総合リストを作らないと

出来上がったら詳細詰めて博物館に渡そう
茨城の虫は茨城の虫屋にやってもらうべきだ


栃木県の虫屋は恵まれすぎてる

他県がこんな有様だとは思わなかった


多分地元の昆虫愛好者の団体と有機的な連携が取れていないんではないかな


栃木も中村先生と渡辺先生が出会わなかったら今のシステムはなかっただろうし
やっぱり栃木の虫屋は先進的だ

ってゆーかやっぱり中村先生が優秀すぎたのかも
by japanforest | 2010-08-02 22:21 | 雑記


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